競輪の醍醐味!ラインを読む

選手のカッコ良さ、レースの迫力、高配当と、競輪には様々な魅力があります。
中でも個人的には「ライン」というシステムに大きな魅力を感じています。
ラインは他の公営ギャンブルにはない、競輪独特のシステムです。
これを理解することで、観戦がさらに楽しくなり、車券も的中しやすくなります。
そこで今回は、初心者の方にも楽しんでもらえるように、ラインについて解説してみたいと思います。
競輪におけるレースは、主に9人の選手によって争われます。
競輪場により若干異なるものの、走行距離は2000メートルを超えます。
自転車で2キロ走るのは大変ですよね。
しかも競輪は競争です。
一人だけで競いながら、高速で走るのには骨が折れます。
そのため競輪ではラインが形成されます。
選手達は各都道府県にある、選手会支部に所属しています。
同じ支部や近隣の支部の選手が、「ライン」つまりチームを形成してレースを争うのです。
競輪は飽くまでも個人の戦いですが、団体戦としての側面も持っているのです。
競輪を観戦していると、アナウンサーが「関東勢」、「東海勢」、「近畿勢」などといいますが、これはラインを意味しています。
このラインには、「近隣の選手が組む」というセオリーはあるものの、状況により変化します。
同じ関東でも、群馬・栃木の「北関東」と千葉・神奈川の「南関東」に分かれたりもします。
近隣でなくとも、同期の選手や結び付きの強い選手同士が組むことすらあります。
人数も一定ではありません。
レースプログラムにより、3・3・3、2・3・4、2・2・2・3と様々な分かれ方をします。
「単騎」、つまり一人きりで戦うケースもあります。
形成されたラインの数により、「3分戦」「4分戦」と言ったりします。
選手はラインの中の順番により、仕事を受け持ちます。
例として、3人ずつに分かれた場合を紹介してみます。
先頭を走る選手は風圧を受けます。
自分でレース展開を作れる分、体力を使うデメリットがあります。
2番目を走る選手は、先頭の選手にしっかりついていきます。
後続のチームにプレッシャーをかけたりもします。
3番目の選手は、後続ラインの動向を常に伺います。
抜かれそうになれば、自分から前に出て、プレッシャーをかけたりもします。
このラインは、スタート前の選手紹介の際に確認できます。
これを参考に、レース展開を読み、予想を立てます。
こうしてラインを読むことにより、ただ車券を買うよりも、ずっと的中させやすくなります。
しかも予想というより、「推理する」感じがあり、より一層競輪が楽しくなります。
まずは一番強そうなチームを考えましょう。
その中で、最後に誰が残るのかを推理します。
2番目の選手が有利な気もしますが、先頭の選手が逃げ切るケースも多いです。
3番目の選手が一気に捲ってしまう場合もあります。
強いと予想したチームが、後ろからまとめて抜かれてしまう場合もあります。
複数のチームが、入り乱れてゴールしたりもするので、簡単ではありません。
ライン同士が混戦になり、単騎の選手が1着になるときすらあります。
ラインが分かれば、競輪がさらに楽しくなります。
レース展開も考えて、高額車券を当ててしまいましょう!